おと・な・り
=おと・な・り=
都会のアパートの隣同士に暮らし、一度も顔を合わせたことはないが、音によって惹(ひ)かれ合っていく男女の恋の行方を描くラブストーリー。監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。進むべき道を模索するカメラマンを岡田准一、30代の女性として揺れ動きながら夢の実現を目指すヒロインを麻生久美子が演じる。さまざまな葛藤(かっとう)を抱えた男女の心情をリアルかつ丁寧にすくい取った、等身大のラブストーリーとして堪能できる一作。
(解説 Yahoo!映画より引用 )
久々の映画ネタです。
今日は「おと・な・り」を鑑賞しました。
「お隣」と「音鳴り?」を掛け合わせたタイトルが斬新!
現実にはありえないピュアなラブストーリーですが、
ささやかな日常の中で変化していく心情がとてもリアルに描かれていて
見終わった後はあたたかい気持ちになれました。
この映画の中で「基調音」という言葉が出てきます。
「基調音」とは小説などで風景を音で表現する時によく使われる言葉だそう。
たとえば風の音とか、町の雑踏のざわめきとか・・・
普段、意識してないけどすぐそばにある音。
可愛いくしゃみ。
コーヒーの豆を挽く音。
鼻歌。
ドアをノックする音。
など、映画ではお洒落な音が多かったですが・・・
普段慣れ親しんだ音に意識を向けて
心地よさを感じたりしながら生活するのは良いなと思えました。
余韻が残るような終わり方が良かったです。
プリンターの音が心地いい♪
聞いてると癒されます。