the pillows -30th ANNIVERSARY CARNIVAL OF BUSTERS in ARABAK(ラジオレポ)②I

菅原 卓郎(9mm Parabellum Bullet
菅原「ピロウズとは14歳ぐらいに出会ったんですけど、さわおさんと実際にお会いしたのは2008年ぐらい?ピロウズとコレクターズと9㎜でAXでのライブでした。僕がピロウズが好きすぎてさわおさんとしか話さなくて、少年に戻りすぎちゃってあの時は…」
山中「あー、わかった。AXでコレクターズ 9㎜ ピロウズで対バンの時に先に雑誌の対談があった。俺的にはコレクターズ加藤さんは先輩なんだけど、ピロウズの事を言ってくれるのは有り難いんだけどピロウズの事しか言ってくれないのでなんとなくちょっとだけ加藤さんが拗ねてるようなムードを感じとって。。勘違いかも知れないけどかんじとって俺はね。。おい後輩よっ!てなって。。」
菅原「あの時は失礼しました。」
山中「けっこう長いね、付き合いも。」
菅原「そうですね。「ピロウズのどこが好きですか?」と聞かれて答えてるのは、すごくかっこいいロックバンドなんだけと聴いた人、一人一人にこのバンドはもう俺だけのものだ!という気持ちにさせる音楽と思うんですよね。こっそりメッセージが自分にだけ届いてるような気分になるっていうか、それは自分が14歳ごろからかわんなくて」
山中「それはね。そのニュアンスはとってもよくわかるんだけども。それ本来売れないやつなんだよね(笑)売れないバンドで人に教えたくないみたいな。。教えろ!教えろ!ってね(笑)」
菅原「教えたくないんじゃなくてみんな知ってるんだけども、ピロウズの事好きな友達とか話してて絶対俺の方がピロウズ好きだとか、理解してるのは俺だけだとか俺の事を歌ってるんじゃないか?みたいな気持ちになったんですよ、10代の頃は」
山中「たしかに卓郎くんはふわっとしてくれてるけど、もうちょっと下の世代のピロウズが好きな後輩たちは、そのーなんか、俺の前で「俺の方がピロウズ好きなんだけど」みたいなのがあって なにこのやめて!」
菅原「「私のために争わないで」みたいなかんじ(笑)そのくらいの思い入れを生ませる不思議な魅力があると思います。こうやって話している事自体不思議なんですよ。ライブ前に会った時も二日酔いでわりとふらふら現れたりする時があるじゃないですかさわおさん。」
山中「まぁ、わりとある。」
菅原「そこから数時間でライブになるけど、でもかならず飲んでるじゃないですか?」
山中「必ずは呑んでない(笑)夜は飲んでるけどね。ライブ中は飲んでる時もあるけど飲んでない時の方が多いですよ。」
菅原「お酒を二日酔いになるまで飲んだりしないので、仮に二日酔いになるまで飲んでしまってうっかりライブの前の日だったというとき、さわおさんはさわおさんはその数時間でステージにあがるまでに一体どうやって、the  pillows 山中さわおになっているのか?」
さわお「まずハイチオールCだよね。(笑)まずここからスタートして、う~んピロウズはダメな見本なんだけど。。あのー、ドラムのしんいちろうがつい最近までずっと飲みっぱなしでライブをやってたんだ。レコーディングも飲みっぱなしで。。みんな後輩のドラマーとか「よく叩けますね!僕ライブで飲んだらそんな事できないです。」毎日飲んでるからさすがに50越えてけっこう本番でグダグタになって「おまえほんといい加減にしろ!」となって、お酒はやめさせてるんだけど本番前はね。俺もそんな状態で二日酔いでライブをむかえるというのがレギュラー化しすぎてて特別な事になってないから毎日二日酔いになっとけみたいな。。(笑)」
菅原「なるほど常態化して、毎日二日酔いになる事からはじめよう!」
山中「って感じで、人間ドッグに行って後悔みたいな感じですよ」(笑)
菅原「俺達の30周年までに頑張ります!(笑)」
山中「そうだね!そうだねじぁねぇよ!!(笑)」

つづく。

the pillows/THE THIRD EYE)
菅原くんが歌った「THE THIRD EYE」は熱かった!!